ドラッグストア「セイムス」を運営している会社「株式会社富士薬品」や社長の高柳昌幸氏について調査しました。
株式会社富士薬品について
会社名:株式会社富士薬品
所在地:〒330-9508 埼玉県さいたま市大宮区桜木町4丁目383番地
代表者:代表取締役社長 高柳昌幸
ドラッグストア「セイムス」を運営している富士薬品。「人々の健康を守るために複合型医薬品企業を目指して新たな未来を拓いていきます。」を企業理念に掲げ、医療に携わる複数事業を展開しています。
1930年に富山県で配置薬販売事業を創業したのが富士薬品の始まりです。
その後販路を広げつつ、1992年にドラッグストア事業をスタートさせました。
今では関東圏でドラッグセイムスを約700店舗構えています(そのうち調剤薬局・調剤薬局併設店が約200店舗)。グループ全体ではおよそ1,300店舗を展開しているとのこと。
美と健康の情報発信基地として、「地域に一番信頼されるドラッグストア」を目指しているそうです。
ドラッグストア以外の事業
富士薬品はドラッグストア事業以外に、配置薬、医療用医薬品、調剤、医薬品の製造、研究開発に取り組んでいます。
◇配置薬
「いざ!」という時に役立つ救急箱を無料で提供し、使った薬の分だけ料金を払うというシステムの配置薬を販売しています。
同社は日本全国の主要都市に約300ヶ所の営業所を設置。高い品質、品揃えで人々の健康を守り続け、現在約330万軒の家庭で愛用されているとのこと。
◇医療用医薬品
富士薬品は、医療用医薬品の製造・販売も手掛け、医療に貢献しているそうです。
◇調剤
医薬分業の発展に伴い、調剤薬局のウェートが大きくなっているといいます。富士薬品は「かかりつけ薬局」としての役目を果たすことを目的としています。病院と患者の間に立ち、地域に密着した健康づくりを提案。地域医療に貢献しているそうです。
◇医薬品の製造
富士薬品は様々な剤型の医薬品・治験薬の一貫製造と開発体制を整えているそうです。
製造では、OTCから医療用医薬品に至るまで幅広い製品ノウハウを活用してハイクオリティな製品を安定供給しているとのこと。また、受託製造も行っています。
◇研究開発
同社は医療用医薬品の分野でも、自社新薬の研究開発を通して健康と医療に寄与するといいます。
社長のプロフィール・経歴
高柳昌幸(たかやなぎ まさゆき)
1961年7月7日に埼玉県さいたま市で生まれる。
1989年4月に株式会社富士薬品に入社、同年12月に取締役に就任します。その後、常務取締役、専務取締役を経て、2005年6月に代表取締役社長となりました。
高柳氏は生涯スポーツであるテニスと、同社が提供するサービスの親和性を鑑み、テニス界に継続的なサポートを行っています。
日本の女子ジュニア選手がプロとなり、世界と同等に競い合えるようになるための「富士薬品セイムス ワールドチャレンジ プログラム」。2名の選手をサポートしていく中で、プロを支援するのではなく、プロを目指すジュニア選手の支援も大切だと思うようになり、スタートしたプログラムだそうです。