ドラッグストア「コスモス薬品」(社長:横山英昭氏)について調査!

社長紹介

ドラッグストア「コスモス」を運営している会社「株式会社コスモス薬品」や社長の横山英昭氏について調査しました。

コスモス薬品について

会社名:株式会社コスモス薬品
所在地:〒812-0013 福岡県福岡市博多区博多駅東2丁目10番1号 第一福岡ビルS館4階
代表者:代表取締役社長 横山英昭

コスモス薬品は、「地域の生活をより便利で豊かにすること」を経営理念としながら、ドラッグストア事業を展開しています。
豊富な日常消耗品を取り扱い、低価格で、美しく整理整頓された店内、尚且つあたたかいサービスを添える店舗運営が、同社の考えるドラッグストアだそうです。

2019年7月末時点で稼働しているドラッグストアは、関東3店舗・中部37店舗・関西139店舗・中国169店舗・四国111店舗・九州545店舗。
2006年に東証一部に上場以来、売上高約7倍、経常利益約11倍と成長著しい会社です。今後、年間90店舗以上を出店する予定とのことです。

ドラッグストアの特徴

コスモス薬品のドラッグストアの特徴を紹介していきたいと思います。

◇少商圏型メガドラッグストア
同社は日本で初めて小商圏(商圏人口1万人)をターゲットとしたメガドラッグストアを多店舗展開するというビジネスモデルを創り上げました。医薬品をはじめ化粧品、日用雑貨、生鮮三品を除く食品など、日々の生活に必要な消耗品を取り揃えているので、とても便利がいい店舗とのこと。現代を生きる人にとって、最も重要なものは「時間」であり、時間の節約こそが消費者最大のニーズだと考えており、それを満たすビジネスモデルこそ「少商圏型メガドラッグストア」だといいます。店舗は整理整頓されており、約600坪あるためカートが2台すれ違うことが可能なゆとりがあるそうです。

◇毎日安い「Everyday Low Price」戦略
同社は特売やポイントカードを廃止しました。毎日安い価格を続けるからこそ、消費者からの「信用」を得られると考えたそう。多彩な商品を常に安心の低価格で販売する「毎日安い(Everyday Low Price)」戦略を実施しています。これによって、特売のための値札の張替えや無駄な陳列作業がなくなり、発注・納品に伴う作業も簡素化できたそう。あらゆるコストを抑制し、いい商品を1円でも安く消費者に提供することで、地域住民に豊な生活を提供しているとのことです。

◇セルフセレクション&ライトカウンセリング
コスモス薬品では豊富な品揃え、そして開放的な店内でじっくりと吟味しながら商品を購入するという「セルフセレクション」をベースにしているそうです。一方、迷っている顧客に対しては専門知識を有したスタッフによる的確なアドバイス「ライトカウンセリング」も行っています。

社長のプロフィール・経歴

横山英昭(よこやま ひであき)

1980年9月19日生まれ。
宮崎産業経営大学を卒業後、2003年に株式会社コスモス薬品に入社します。店舗運営部エリア長、部長を経て2016年には取締役店舗営業部長となりました。締役営業本部長兼店舗運営部長ののち、2018年に代表取締役社長に就任しました。
また、2019年から株式会社グリーンフラッシュ代表取締役も務めています。

コスモス薬品は小さな商圏で大きなドラッグストアを多店舗経営するという新しいビジネスモデルを創り出したようです。コスモス薬品に行けば生鮮食品以外が揃うという利便性の高さ、また、常に低価格で商品を提供しているというスタイルが同社の成長に繋がったのではないでしょうか。