ドラッグストア「ココカラファイン」を運営している会社「株式会社ココカラファイン」や社長の塚本厚志氏について調査しました。
ココカラファインについて
会社名:株式会社ココカラファイン
所在地:〒222-0033 神奈川県横浜市港北区新横浜3-17-6イノテックビル
代表者:代表取締役社長 塚本厚志
ココカラファインは「皆さまのココロとカラダをゲンキにしたい」という想いからブランドが誕生したそうです。
スローガンは「おもてなしNo.1」。顧客一人ひとりに満足してもらえるような“おもてなし”を提供するため、工夫を凝らしたサービス展開を行っています。
同グループはドラッグストア、調剤事業をメインに、バラエティに富んだヘルスケアサービスを提供しています。
2019年3月31日現在で、全国の80%を超えるエリアに1,300店舗超を展開しているとのこと。顧客や患者にとってより身近な存在となり、より便利に、より気軽に来店できるよう、M&Aや新規出店によって店舗数を拡大してきたといいます。
これからも顧客・患者の近くで“おもてなし”を提供するため、店舗展開を積極的に続けていくそうです。
店舗を全国展開する中で、ココカラファインは立地に応じた店舗づくりをしています。
専門性や販売提案力など、これまでに培ってきた強みを「都市型」「住宅地型」「商店街型」「郊外型」という店舗タイプにわけ、最適なバランスで提供しているそうです。
ドラッグストア事業においては、一般的な利便性・価格志向のドラッグストアとは一線を画した、豊富な専門知識とカウンセリングによる接客販売に重きを置いた高い付加価値のサービスを提供しているとのこと。
ドラッグストア以外の事業
ココカラファインはドラッグストア事業以外に、調剤事業、介護事業に取り組んでいます。
◇調剤事業
昨今、医薬分業が進んでいます。ココカラファイングループは地域密着型の「健康サポート薬局」を目指し、調剤薬局事業に注力しているそう。調剤専門店の出店、医療モールへの展開、ドラッグストアに調剤薬局を併設した店舗の出店を推し進めているようです。
患者への服薬指導および、対話による情報提供などの専門性を向上させるため、多くの薬剤師を確保し、教育・研修システムの充実を図っているとのこと。ほかにも、薬局に来るのが難しい患者向けに在宅服薬指導を実施するなど、これからより一層サービスを充実させていくといいます。
◇介護事業
少子高齢化が急激に進む現代社会において、人々の一生涯をサポートできる企業を目指しているという同グループは、介護事業にも積極的に取り組んでいるそうです。
在宅系介護サービスから居住系介護サービスまで、地域医療と連携しながら介護関連サービスをトータルで提案。利用者や家族が安心して生活できる環境を整備し、グループ企業が持っている多様なサービスとの連携を図りつつ、シニアライフを支援するそうです。
◇EC事業
2006年よりEC事業を開始し、品揃え豊富なネットショップを展開しています。2015年には本店、各ECモールに加え日本郵政株式会社と連携し、郵便局のネットショップでも商品を販売しているそう。これからも店舗とのオムニチャネル化を進めていくそうです。
◇製品開発事業
顧客の健康に貢献する付加価値の高い自主企画商品(オリジナルブランド)の開発にも力を入れています。2009年には九州大学と共同で化粧品「VIVICO」を開発。顧客ニーズや悩みにリンクした商品開発を強化することで、他のドラッグストアとの差別化を図っているようです。
社長のプロフィール・経歴
塚本厚志(つかもと あつし)
1962年11月4日に静岡県で生まれる。
1985年に明治薬科大学を卒業後、株式会社セイジョー(現ココカラファイン)に入社。取締役支店部長や取締役営業部長、常務取締役営業本部長を経て、2002年12月にセイジョーの代表取締役社長に就任。
2008年4月に株式会社ココカラファイン代表取締役社長に就任しました。
さらに2016年4月、株式会社ココカラファイン ヘルスケア代表取締役社長、2018年5月に株式会社WINドラッグ取締役となりました。